今回は札幌市テレワーク補助金で140万満額引っ張り出すには何が肝心?って事でレポートしていきますね。
こちらの記事の最後のほうでちょっと中途半端に終わった件です。
札幌市テレワーク補助金…正式には『令和2年度新型コロナウイルス感染症対策テレワーク等導入補助金』は、満額で140万です。
こちら札幌市から配布されている『申請の手引きpdf』の2ページに具体的に書かれています。
抜粋するとこんな感じ。
●札幌市テレワーク補助金額
(1)テレワーク導入支援で最大80万円で(2)テレワーク導入及び拡充のための業務管理システム導入支援 で最大60万円計140万円って事です。それぞれ実施計画を書かなければなりませんが(1)と(2)を申請して採択されれば、最高で140万円まで補助金が支給される制度です。
…にもかかわらず、うちの会社は80万円でした。
支給された額じゃなくてですよ!
申請するのに80万円分しか申請できなかったのです。
その辺、うちの会社のドジっぷりをレポートしていきますが、まずは札幌市テレワーク補助金で140万満額引っ張り出すには何が肝心?について結論を言っておきます。
『最初』が肝心なんです^^;
なんじゃそりゃ…ってなりそうですが、まずは聞いてください。。
目次
札幌市テレワーク補助金で140万満額引っ張り出すには最初が肝心ヨ
前回の記事でもザックリ書きましたが私はテレワーク管理者として札幌市にテレワーク補助金の申請をしたんですが…。
とにかく、急な指名(補助金申請の締め切り前々日)で、いきなりテレワーク管理者になって、しかも、その時点で、うちの社長(78歳アナログ人間)が、テレワークなどを扱う業者に、テレワークの見積もりしてまして(2か月くらい前に依頼してその日に来た見積もり)…。
で、やっと出てきた見積もりを私に『あとは頼む…』って、渡してきたんです。
テレワークの『テ』の字も知らない営業の私に…ですよ^^;
そんなんで、できるか―!って感じですが、とにかく申請締め切りまで時間が無いので、その見積もりを前提にまずは札幌市にテレワークの補助金申請をしつつ、一方で必死に『テレワークとは…』って、テレワークの勉強も始めたんです。
因みに札幌市のテレワーク補助金の概要はこんな感じです。
普通の会社は、補助金を支給してもらうなら、申請書に沿った内訳(業者の見積もり)にするんでしょうが、うちの見積もりは、前述したようになんの工夫もしておらず…。
社長がやりたい事を業者さんが機械的に列挙し、金額を入れただけの見積もりな訳です。
こちら。
詳しくはのちほど書いていきますが、こんなドタバタ事情から、うちの会社は(現時点では交付OKの返事はもらってません)140万満額の補助金申請じゃなく、80万円だけの申請になってしまった訳です。
しつこいですが、申請が80万円のみです^^;
ハァ~
もったいないですよね。
満額140万申請して採択されずに80万円なら、まだ納得できますが、申請が80万円のみなんです。
なので、あなたはうちの会社のようにならないように、最初の業者の見積もりから戦略的におこなっていきましょう。
これが札幌市テレワーク補助金で140万満額引っ張り出すには最初が肝心ヨの根拠です^^;
※業者に依頼せず、ご自身で内訳を作る場合も、札幌市テレワーク補助金の概要を睨んで戦略的に内訳に記載していきましょうネ。
では、どんな感じで練っていけば良いか具体的に解説していきます。
札幌市テレワーク補助金満額交付のポイントは(2)の業務管理!?
前述したように今回の札幌市テレワーク補助金の概要には、(1) テレワーク導入支援 と(2)のテレワーク導入及び拡充のための業務管理システム導入支援とがあります。
(2)は長いので略して『業務管理』でいきますね。。
で、テレワークをしようと思ってる訳ですから、(1) テレワーク導入支援は良いんです。
おそらく初めてテレワークをしようと思って、ノートパソコンとかテレビ会議用の機材のマイクスピーカーとかモニターとか…これらは、(1)のテレワーク導入支援として内訳に載せていけば、札幌市も見なしてくれるでしょう。
ただ、問題は(2)の『業務管理』です^^;
これは単に『テレワークで必要なんです…』で羅列しただけじゃ、認めてもらえません。もちろん(1)の テレワーク導入支援で羅列した費用は重複になるの、それも認めてもらえません…。
では、(2)の『業務管理』とは、どんな補助金なのかって話しです。
札幌市テレワーク補助金 | (2)の『業務管理』とは!?
(2)の『業務管理』こと…『テレワーク導入及び拡充のための業務管理システム導入支援』とは、どんな補助金なのかって所がポイントなのです。
一言で言いますと、『業務効率化のための取組に関する費用』です。
この業務効率化のための取組というのがナカナカ難しくて…ですね^^;
テレワークを導入するにあたり、業務が効率化する事ってなんだ?ってなる訳ですよ。
…という事で、得意のあたって砕けろで、直接電話で札幌市の担当者に聞いてみたんです。
そしたらですね~。
分からないわけです^^;札幌市職員も…。
それもそのはずで、業務が効率化するって、現状で何かしらの問題(ムダとか無理してやってる事とか)があって、それを改善する事なわけですから…。
市職員が分かるはずないですよね^^;
うちの会社の(ムリ、ムダ、ムラ)なんて…。なのでそこはテレワーク管理者マターで考えるトコ。
ここは自社の改善ポイントとしておさえておきましょう。
その上で札幌市職員が教えてくれたことを書きますね。
札幌市テレワーク補助金 | 業務管理について市職員が教えてくれた事
先ほども出しましたが、札幌市のテレワーク補助金の申請書(2)の業務管理はこちら。
で、うちの会社が札幌市に出した内訳書がこちら。
業者から来た見積もりをそのまま添付しました。
宛名とかそのへんは加工しましたが型式や品名、金額などはそのままの内訳(見積書)です。
この内訳を私は(1)のテレワーク導入支援として、バクっと197万円で出したんですね。時間もなかったし…。
197万円の3/4で約147万円だから…80万円を補助して下さい…って言う感じの申請書で出したわけです。
そしたらですね札幌市から、(1)のテレワーク導入支援として、バクっと出すんじゃなく(2)の業務管理のものも入ってるので区別して出してくださいって言われて訳です。
具体的には、『ログ管理』ってやつなんですが…。
ここからはうちの会社の内訳の話しになりますので、かなり細かい話しになっちゃいますのでご了承下さいね。
でも大事なので書いていきます。
11行目、13行目にあるISM CloudOneを使って『ログ管理をしつつ社内の業務改善をはかれませんか?』って事です。正確には裏ページにもあるISM CloudOneのランニングクスともあるのですが…。
普通に考えればISM CloudOneはセキュリティ強化によるリスク低減の目的で導入するのですが、それだけじゃなく、個々のパソコンの状態が管理者のパソコンで分かるという機能もあるんです。
その機能があるのを知ってる札幌市職員が私に…
…と、聞いてきたわけです。
要は、うちの会社の社員(各テレワーカー)の業務管理を、このISM CloudOneを使って、効率化できませんか?というのが札幌市職員の主張なわけです。
ただですね。このISM CloudOneのログ管理は、今どのパソコンが電源がONになってるか…とか、今はスリープ状態なんだ…みたいな感じで大雑把なことしか分からないんです。
『長時間労働してねーか~』的に、見回り程度には使えるでしょうが…
それが業務の効率化にはならない!と思い、業務改善をはかるシナリオは私には書けませんでした^^;
てか、そもそも自社の問題点があってそれを解消するのに、どんなシステムを導入するか…という事を書いていくのが正しい書き方なので、ダメダメなんですけどね^^;
札幌市テレワーク補助金 | まとめ
いかがでしたか。札幌市テレワーク補助金は最初が肝心って事がお分かりいただけたかと思います。
因みになんで札幌市の職員がこんな言い方をするかって事にも触れておきたいと思います。
通常、テレワークの申請をする会社は普通、(1)と(2)両方で申請する事が多いらしいのですが、前述したようにうちの会社は、(1)のみしか申請していませんでした。
そこで、内訳の中身を見ると上記したように(2)の業務管理に入りそうな項目もあることに気付いたって言うんですね。
…と、言うことは、最初からしっかり(1)と(2)で申請してたら意外とスーッと通った可能性もありますよね^^;
逆にいうと、しっかり(1)と(2)を分けて申請しておけば、審査が通りやすい上に補助金の支給額も増える一石二鳥になるってことですね。
この事が『札幌市テレワーク補助金で140万満額引っ張り出すには最初が肝心ヨ』の結論に至ったわけです。
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