今回は傷病手当金っていつもらえる?について解説していきたいと思います。
傷病手当金は療養中の休業補償な訳ですから、もらう側の『いつもらえる?』は、死活問題ですよね。
それに、もらえるなら早くほしいわけです^^;
…と、言う事で、『傷病手当金 いつもらえる』のか、そしてなるべく早くもらえるにはどうしたら良いか…をレポートしていきます。
因みに、どこでもらえるかは、こちらの記事に詳しくまとめてますので良かったらどうぞ。
この記事は『協会けんぽ』での傷病手当金がいつもらえるか…についてです。
因みに健康保険（社会保険）は下記のように多種にわたりますので、ご自身の健康保険が、どの保険かをご確認ください。
自分の保険の確認方法は、保険証の下から2番目に記載事項で分かりますよ。
『協会けんぽ』の場合、『全国保険協会○○支部』と記載されています。（○○は地域の事で例えば北海道とかの事です。）
この記事は、この『全国保険協会○○支部』と記載されている保険証の方のための記事となります。
目次
傷病手当金はいつもらえる？
で、『傷病手当金はいつもらえる？』ですが、結論から申し上げますと、傷病手当金は申請を出してから10日から2週間で入金となります。
この回答を導き出すのに北は北海道から南は九州沖縄まで全国の協会けんぽの支部1件1件に電話でリサーチしました^^;
各支部のご担当者さん、お忙しいところありがとうございました。
どの支部の担当者さんも申請丁寧&やさしく教えてくださいました～。さすが民間って感じ^^
余談ですが^^;
協会けんぽって2008年に職員を、公務員から民間職員に変えたんですよ~。
で、その電話取材の結果ですが…割合でいくと9割くらいの支部が『2週間』で1割が『10日間』というのが申請から入金までの期間でした。だいたい2週間って事ですかね^^
詳しく知りたい方は、ご自身の最寄りの協会けんぽで聞いてみると優しく教えてくれますよ~。電話すると、機械アナウンスが流れる支部もあれば、電話に出た職員がすぐ答えてくれる支部もありますよ~。⇒協会けんぽ各支部連絡先
ただ…どの支部の担当者も共通して言っていたのが『書類上不備が無い事』という事です。ミスはダメよってこと。
書類のミスや間違いがない状態で10日ないし2週間というのが前提でした。
ですので、もし早く入金してほしい方は書類のミスを極限まで無くすことが大事なわけです^^;
…と、言う事で、早く傷病手当金をもらう方法（ミスを無くす方法）も解説してみたいと思います。
傷病手当金っていつもらえる？ | 書類のミスを無くす方法
で、さっそく傷病手当金申請書の書きミスを無くす方法ですが。。
これは書く順番が大事になります。
どういう事かと言いますと傷病手当金申請書は全部で4ページあります。こんな感じで。。
具体的な戦略的な書き方については別の記事で解説しますがザックリ言いますと、各ページで書く人が違うわけですね。
最初の2ページは自分で書き、3ページ目は事業主（会社の経理の人とか）が書き、4ページ目は療養担当者（病院）が書く事になります。
■傷病手当申請書だれが書くのかを整理しますと…
1ページ目→自分
2ページ目→自分
3ページ目→会社
4ページ目→病院
この各ページの書く順番を戦略的にする事で、書類上のミスが減り、結果的に入金までの期間が短縮できますよ~って事です^^
例えば2ページ目と4ページ目に『傷病名』を書く箇所があります。
こちらが2ページ目↓
こちらが4ページ目↓
当然、ここは同じ傷病名になってなければなりません。
なので、まずは病院に先に出して4ページ目を書いてもらい、病院の『傷病名』を見て2ページ目の自分ので書くようにする…とか。
同じような事で2ページ目に『療養のため休んだ期間』として『いつからいつまで』そして『日数』を自分で書くようになっています。
2ページ目↓
こちらが3ページ目↓
これも3ページ目の事業主用の『勤務状況』の欄と合ってる必要があります。他にも申請期間に報酬を受け取ったことがあるかどうかも2ページ3ページで合ってる必要があります。
こうした4ページ全体の整合性とミスが無いことが大事になってくるわけです。
ここも各協会けんぽの職員さんに聞いたのですが、1か所くらいの単純なミスなら大目に見る場合が多い（もちろん1か所でもだめな場合があります）が、単純な許せそうなミスでも複数ある場合は、『書類不備』として送り返します…とのことなのです^^;
送り返される訳です^^;
この郵送の行ったり来たりのタイムロスが入金までの時間を遅らせてしまう訳です^^;
傷病手当金っていつもらえる？ | ミスをした時のリスクヘッジとして
前述しました通り傷病手当金は書類上不備が無い申請であれば10日か2週間で入金となりますので、いかに書類上の不備を無くすかが大事な訳です。
ただ、そうは言ってもミスっちゃうのが人間ですよね^^;
前述したように傷病手当金の申請書は自分だけじゃなく、病院の先生や会社の人に書いてもらわなければならないページがあります。
自分のページ完璧でも、病院の先生や会社の人が間違ってしまう事もある訳で^^;
そんな書類上の不備があった場合、『協会けんぽ』は基本、一括して会社あてに書類を送り返します。
ここでポイントです。
この書類上不備があった場合に備えて、『協会けんぽ』に自分に送り返してもらうように言っておきましょう。いわゆるミスした時のリスクヘッジです^^;
会社だとワン クッションあるので、どうしても自分の手元まで来るのに時間がかかります。
でも自分に直接届けば、訂正への行動も素早く対応できますよね。
実際、どこの支部の協会けんぽも『事前に言ってもらえれば書類不備の場合、被保険者に直接送り返すのは可能です』との回答もいただいております。
また、支部によっては、電話連絡してくれるという所もありましたよ～。
ただ全47支部に聞いたわけじゃなく5~10支部にしか聞いてませんので、書類上の不備があった場合、電話してほしいならご自身の協会けんぽに電話で聞いてくださいね。
電話でもらえれば、自分が記載したところ（1ページ目、2ページ目）の訂正なら時間短縮で直接、協会けんぽの支部に行って、その場で訂正しちゃう…ってのもアリですよね^^;
その際は印鑑は持参しましょうね。訂正印として必要になるので…。
…という事でミスった場合のリスクヘッジとして送り先を自分にしてもらう対応しておくのがおすすめです。
今回は傷病手当金っていつもらえる? | まとめ
いかがでしたか？
今回は傷病手当金っていつもらえる?についてレポートしてみました。
記事にあるように全国47支部に電話取材をして申請から入金までは最短で10日、だいたい2週間というところが相場でした。
因みに、この傷病手当の申請は事後申請です。要は未来の申請はできないわけです。
例えば4月1日から4月30日までに申請は、5月1日以降じゃないと申請を受け付けてもらえません。
ですので、2ヵ月とか3ヵ月とか月またぎで傷病手当の申請する場合で、なるべく早く入金してほしい場合は毎月申請を出すと、毎月入金してもらえます。
書類も何度も書くのは面倒かも知れませんが、書き方のコツを掴むとそうでもなかったりしますよ^^
こちらに傷病手当金申請書の書き方のコツをまとめていますので良かったらどうぞ^^
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