花粉症になりやすい人を、独自の目線で書いていきます。
因みに私は6年前から ガッツリ花粉症 です。

なので、私自身が花粉症になりやすい人です(^^;

その花粉症になりやすい…というか、
花粉症の私が独自の目線で、花粉症になりやすい人を
ズバリ書いちゃいます^^

花粉症になりやすい人の人物像

まずは花粉症になりやすい人の人物像をざっくり書いてみますね。

△ 花粉症になりやすい人の人物像
自分は絶対に花粉症にならない人だと思ってる長男長女で、
今は花粉症じゃなくても、親が花粉症だったり、子供が花粉症の人。
あんまり規則正しい生活をしておらず、
仕事でストレスを抱えてる人。

…と、まぁ、こんな人物像の人が、
花粉症になりやすい人と言えると思いマス^^;

ひとつづつ解説していきますね。

私の花粉症デビュー

先ほどの花粉症になりやすい人の人物像…
ほとんど、私の事なんです^^;

39年間、花粉症とは縁のない生活を追ってきました。
花粉症の人を見ては『神経質なひとなんだ…』くらいに思って…
哀れんでました^^;

でも

突然やって来ました。
39歳の春、ゴールデンウィーク真っ只中っ。
突然鼻の奥のほうが詰まりだし、
鼻の通りが悪いなぁなんて思いながら、
同時に目の周りがかゆくなり、くしゃみ、
鼻水が出てきて、かんでもかんでも
ツーと透明な鼻水が出てくるようになり…

5月末まで症状が約1ヶ月続いたのです。

これが私の花粉症デビューでした。

 

それから毎年、ほぼ同じ時期（4月末から5月はじめ）に
同じ症状が出てくるようになり…
今に至ります。

今年で6年目、中堅です^^;
そんな私が独断と偏見で、花粉症になりやすい人を
解説してみます。

花粉症になりやすい人はハードな運動をやってる!?

ハードな運動をやってると免疫力が下がるのをご存知ですか？
アスリートは風邪をひきやすいって聞いたことありません？
普段から過酷な練習で身体を鍛えてるアスリートは
免疫力が低下してしまい風邪などの病気にかかりやすいと言われますよね。

菌から身体を守ることができず風邪をひいてしまうんですね。

これと同じ原理で、ハードな運動で免疫力が下がると、
花粉症になりやすくなるという仮説です。
この仮説について調べてみました。

■ポイントは免疫グロブリン

いきなり毛並みが変わって、具体的な話しです^^;
免疫細胞のこ難しい話しです^^;
免疫細胞の中に免疫グロブリンというものがあり、
ハードな運動をすると、この免疫グロブリンが低下します。
この免疫グロブリンは、下記5種類あります。

◎ 免疫グロブリンM　IgM
    体内に入ってきた悪い微生物と戦う免疫グロブリン。

◎ 免疫グロブリンG　IgG
    体内に入ってきた悪い微生物と戦う免疫グロブリン。

◎ 免疫グロブリンA　IgA
　 体内に入ってきた悪い微生物から防御する免疫グロブリン。

◎ 免疫グロブリンE　IgE
　花粉症などのアレルギーと関係がある免疫グロブリン。

◎  免疫グロブリンD　IgD
  今のところまだよくわかっていない免疫グロブリン。   

まだ、はっきりわかっていない物もありますが
5つの免疫グロブリンがそれぞれ特有の機能をもっています。

例えば激しい運動をすると、IgAが減少してしまうため
風邪をひきやすくなってしまいます。

■ 花粉症に関係ある免疫グロブリン IgE

5つの免疫グロブリンの中で花粉症など
アレルギーに関係するのは　IgE です。

このIgEの値はその人がアレルギー体質が、
どの程度あるかを表します。
IgEの値が高いと、
よりアレルギー体質であると言えます。

より、花粉症になりやすい人と言えるんですね。

 

で、ですね ^^;

先ほどの話しですと激しい運動をすると、
IgAの値が低くなり…
風邪がひきやすくなった訳ですから…

 

それならば…

激しい運動して、IgEの値が低くなれば、
花粉症になりにくい人に
なると思いませんか？

花粉症も治るなら激しい運動でも頑張れそうですが…

そこは、そんな簡単にはいきませんでした^^;
ハードな運動で減少するのは、
IgAだけなんです^^;

⇒運動と免疫の関係

 

つまり激しい運動で減少るのはIgAの減少だけ。
今の所、激しい運動でIgEの値は減少しませんので
花粉症になりにくい人にはなりませんでした^^;

 

◇ 花粉症になりやすい人はズバリ長男長女!!

第一子のには残念なお知らせですが、
長男長女は花粉症になりやすいと言われています。
私も第一子の長男です。

納得できないですよね^^;

望んで生まれてきた訳じゃないですからね^^;

でも、ホント残念ですがはっきり数字で出てしまっています。
ロート製薬が複数の子供を持つ親に出生順と
花粉症発症について聞いたアンケート調査では、
次のような数字になっています。

第1子 – 花粉症の子どもは39.7％で

第2子 – 花粉症の子どもは29.2％

第3子 – 花粉症の子どもは28.6％

 

下に行くほど花粉症になりにくいという結果になっていのです。
なんか第一子としては納得いかないですよね^^;

では、なぜ、第一子は花粉症になりやすいのか…ですが、
これは、衛生仮説というものなのです。

 

◇ 長男長女は大事にされすぎ!?

衛生仮説とは、子供が乳幼児の時の環境がどれだけ
衛生的（清潔）だったか…の仮説で、
その清潔度合いが、その子の今後の免疫系の発達へ
影響を及ぼし、ひいてはその子がアレルギーになりやすいか
どうかを決めると言う仮説です。

 

ご想像通り、清潔環境で過ごせば
免疫の発達は落ちるという事になります。

つまり、親は初めて生まれた第一子を、
汚い泥遊びを避け触るもの口に入れるものに
除菌殺菌などをするので、本来、非衛生的な遊びで得られる
免疫の発達を妨げてしまうという事ですね。
長男長女は大事にされすぎなのです^^;

確かにうちも子供が3人いますが、
最初の子はおしゃぶりを床に落とすと
一回づつ殺菌していましたが、
2番目の時は軽く水洗いで口に戻し、
3番目は、水洗いもせず…
そのまま口に戻してました^^;

下に行くにつれ、扱いが雑になっていますが、
そういう子のほうが自己防衛（免疫）は
発達するという事ですね。

◇ 長男長女花粉症になりやすいもう一つの理由

もう一つ、第一子が花粉症になりやすい原因が、
先ほどの免疫グロブリンE（IgE）です。

この免疫グロブリンE（IgE）が第二子以降の子供より
高いのです。

前述したようにIgEとは花粉症などの
アレルギーを起こす因子で、高いほど
アレルギー体質が強いという事です。

南カロライナ大学ウィルフリド博士の研究チームが
米国胸部学会に報告したもので、
1200人以上の新生児について調べた結果、
第一子はそれ以降に生まれた子よりIgEを生み出す
遺伝子の多様性の頻度が高かったと論文で発表しています。

因みにIgEの数値は、アレルギー体質がどの程度あるかの
数値というだけで病気の重症度とは並行しません。

ですので、IgEの数値が高いからといって重度の花粉症である…
と言う事ではありません。

親が花粉症の人

親が花粉症だとその子供は花粉症になりやすいと言われています。

これは花粉症の素因（IgE抗体を作りやすい体質）を
受け継ぐ可能性の数値です。
例えば父親と母親ともに花粉症だと、43.2%の子供は
花粉症になると言われています。

片親が花粉症の場合父親のみ花粉症の場合は、
23.4％が花粉症を発症していますが、
母親のみ花粉症の子どもは32.8％が花粉症という調査結果が
ロート製薬の調査結果で出ています。

花粉症は父親よりも母親の影響を受けやすいんですね。

そういわれてみれば、うちは父親の私のみ
花粉症ですが、妻も3人の子供も花粉症ではないです。

 

子供が花粉症の親

自分は花粉症の自覚がないパパ、ママ、
気をつけたほうが良いですよ～。

ロート製薬のアンケート調査では花粉症の子どもの親は
85.2％が花粉症というデータがあります。

気づいていないだけで、花粉症なのかもしれません^^;

 

そのほか、花粉症になりやすい人

■　食生活が乱れてる人
外食・偏食（野菜不足）によなどで栄養バランスが偏って
腸内環境が悪化すると、IgE抗体が作られ
花粉症になりやすくなります。

■睡眠時間が不足してる人
睡眠不足はホルモンバランスを崩しやすくなり、
花粉症になりやすくなります。

■自分は花粉症にならないと思ってる人

これは、前述したIgE抗体はが、花粉に接触するたびに
つくられるため、少しずつ体内に蓄積されていきます。
体内で一定量になるとくしゃみや鼻水などの
花粉症の症状を起こします。
ですので、なるべく体内に花粉を入れないことが
花粉症の防止になります。

でも自分は花粉症にならないと思ってる人は、
全く気にしませんよね。

私もそうでした^^;

本当は、少しでも体内に花粉を入れないようにしておけばよかったのに、
まさか自分は花粉症になんかならない…と思っていました。
でも、冒頭の有様で、がっつり花粉症です。

まとめ

いま分かるのは花粉症の症状が出ていなくても、
なるべく身体に花粉は入れないないほうが良いという事。

あなたがもし『自分は花粉症になら無い』と思っていても
なるべく身体に花粉は入れないないほうが良いですよ。