アイヌ語のおいしいについてレポートします。
この前テレビでやってましたが、女性は作った料理に必ずなんらかの感想が欲しいらしいですね。
特に『おいしい』って^^;
男からすれば、イチイチ言わなくても黙々と食べてるイコール『おいしい』だろって思いますが、女性には通じないらしいです。
これを読んでる男性のみなさん、女性が作ってくれた料理は、ひと口食べて目を輝かせて『ん~おいしい』って、しみじみ言いましょうネ。
と、言う事で今日はアイヌ語のおいしいについてです。
アイヌ語で『おいしい』は何て言うの?
アイヌ語のおいしいは『ケアラン(kearaan)』と言います。
なので、もしアイヌ女性に料理を出されたら『ケアラン』と言いえば良いわけです。
…。
ただ…
これがオトコの発想な訳で^^;
『ケアラン』だけでも良いのですが、女性にしてみれば機械的というか決まり切った文言というか^^;
料理を作ったアイヌ女性にしてみれば、物足りない訳です。別にアイヌの女性が『欲しがり』ってわけじゃないですよ^^;
前述したように男はそれで良いと思っても、アイヌを含めた世界の女性は一般的にもっと言葉が欲しい訳です^^;
ですので、『アイヌ語のおいしい』に、プラスアルファできる言葉がないか調べてみました。
アイヌ語で『とてもおいしい』は何て言うの?
『アイヌ語のおいしい』に、プラスアルファできる言葉を調べると…。
ありました。
『ソンノ( sonno)』というアイヌ語です。
『ソンノ 』は『ホント』とか『とても』という意味です。
『ケアラン』の前に『ソンノ』を付けてると『本当においしい』『とてもおいしい!』と言うような意味になります。
なので、アイヌ女性に料理を作ってもらって『ケアラン?』おいしい?って聞かれたら、『ソンノ ケアラン!』と大きな声で感情を込めて言いましょうネ^^;
大きな声はいらないかもしれませんが^^;
アイヌ語で『おいしい?』って質問するときは?
因みに前述の際、サラッと書きましたが、
『おいしい?』と、作り手が聞きたい時も『ケアラン』は使えます。前述のように『ケアラン?』と語尾をあげて言えば良いだけです。『おいしい?』と質問してる事になります。
アイヌ語で『おいしいなぁ~』と言うには!?
ちょっと、こ難しい話しですが、アイヌ語には感嘆文(かんたんぶん)の最後に付けてる言葉が有ります。
フミ(humi)という言葉です…。
これを付ける事で『だな~』というように、より会話っぽい言い方になります。
自分の感情をだすための言葉…と言う感じですかね。
ですので、おいしい『ケアラン(kearaan)』に『フミ(humi)』を付けて『ケアラン フミ』で『おいしいなぁ~』っていうような意味になり、より会話っぽい表現になる訳です。
因みに感嘆(かんたん)とは、『 感心してほめたたえること。』という意味です。
ただ、自分で書いておいてなんなんですが^^;
『 感心してほめたたえること。』だけに 『フミ』を付けるわけでもないんですね。
例えば、『おなかすいたなぁ』と言う時などアイヌ語で『クイペ ルスイ フミ』と言います。
クイペ(ku=ipe) ルスイ(rusuy)で『私はお腹がすいてる』という意味で、フミ(humi)が『~なぁ』という意味で『おなかすいたなぁ』となる訳です。
ですので、最初の説明で感嘆文の最後に付けてる言葉がフミ(humi)と書きましたが、フミ(humi)は『自分の感情をだすための言葉』と考えたほうが良いかもしれません^^;
因みにおいしいのあとに『ありがとう』と付けても良いかもしれませんね。アイヌ語のありがとうについてはコチラの記事でまとめています。
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