今回は『脛骨の骨切りについて』って事で、実際やった高位脛骨骨切り術の感想を患者目線で個人的な主観でレポートしていきたいと思います(^^;
私、生まれつきのo脚でして^^;
この見た目の悪さに悩んだ青春時代を乗り越え、大人になり自分のo脚も少しづつ受け入られていたのですが、45歳過ぎあたりから痛みが半端なくなってきまして 、やむなく整形外科で診察を受けたら変形性膝関節症と診断されました。
おまけに『この痛みを抑えるには根本的にo脚を治さないとダメだよ』って先生に言われまして、悩んだあげく脛骨の骨切り術に踏み切ったわけです。
実際、脛骨の骨切り術をやってみての感想ですが…
率直に『やって良かったです(^^』もちろん…諸手を上げて良かったか…と言われると微妙ですが(^^;
でもトータルで考えて良かったと思ってます。
じゃ、どの辺が良かったのか逆にどんな所が微妙だったのかを具体的に書いていきますね。
目次
脛骨の骨切り術の何が良かったか…その1
まずは脛骨の骨切りをやって何が良かったか…って話しですが…
ズバリ『見た目』です。
今回脛骨の骨切をしたのは右脚だけなので違いが分かりづらいでしょうが、明らかにo脚が改善されました。
生まれてこのかた、諦めていた自分のo脚がまっすぐに近い脚に改善されたのは私にとってはすごく良かった訳です。
もう中年なのでカッコよくなって良かった…と言うより、例えば健康のためにウォーキングとかするじゃないですか、そう言う時、やればやるほどo脚が悪化しちゃう感じがしてたんですよ。
歩けば歩くほど鍛えれば鍛えるほど脚の湾曲が酷くなる気がして(^^;
実際そんな不安をもってウォーキングしてたんで、そんな不安を払拭できたのも良かった所です。
脛骨の骨切り術の何が良かったか…その2
脛骨の骨切り術の良かったと思う事2つ目ですが…。
痛みが軽減されたって事です。
全くなくなったか…と言うと、正直まだわからいですがね(^^;
術後まだそんなにっ経ってませんので、これから痛みが出るかもしれませんが、一つ言えるのは手術前にあったジクジクした痛みは今の所ありません。
膝の中と言うか…内側と言うか…どことも言えないジクジクした疼痛(とうつう)は消えました。
ただ入院してたとき仲良くなった55歳のおじさんは再入院のおじさんだったんですが、同じ脛骨骨切り術をして、退院後しばらくして痛みが再発したらしいんです。
なので、私も痛みの有無は、もう少し経過観察が必要ですが…。いまの所、痛みはありません(^○^)
脛骨の骨切り術の微妙な所 | 高位脛骨骨切り術のデメリット
脛骨の骨切り術の デメリット も私の主観で書いていこうと思い ます。
まず患者目線としては入院期間が数ヶ月と 長い って事じゃないでしょうか。脛骨骨切り術って、とにかく入院期間が長いんです。
整形外科によって入院期間は変わりますが、たいてい1ヶ月~3ヶ月くらいの入院期間になると思います。
私自信もこの入院期間はホントに悩みました。
サラリーマンで数ヶ月って、なかなか休めないっす(^^;
これで相当悩んだんですが、やはり膝の痛みに勝てなく、手術を決意したんです。
ただ、入院期間を短く考えてくれる整形外科を探しまくりましたけどね(^^;
札幌市内はもとより恵庭にある整形外科に十数件に 電話をかけて、片っ端から脛骨骨切り術の入院期間を聞きまくりました(^^;
やっぱり整形外科にによって全然違うもので、長いところだと術後90日なんて所もあるんですよ~。
ただ、だいたいがレントゲンやMRI を撮って見ないと分からないって言われてしまいますけどね。
そんな所は、ちょっともったいないですけど実際行って診察してもらいまいした。3件の整形外科にレントゲンまで撮ってもらい医師に、入院期間を聞きに行きました。
そこでも、やはりマチマチな入院期間でした(^^;
私が手術を受けた整形外科に決めたのは、この最初の診察の時に、術後5週間で全荷重OKと言ったんです。
全荷重とは静止して立つ状態です。松葉づえをなしで歩ける状態です。
これを明確に言ってくれたので、そこで手術する事を決めました。
なので、脛骨骨切りを考えていて入院期間がネックになってる人は、最寄りの整形外科数件に聞いてみると良いと思います。
レントゲンと診察なら3割負担で3000円~4000円くらいです。
それとレントゲン写真を持ち帰れる整形外科なら持ち帰って2件目3件目と転用すればレントゲンの費用を浮かせられますよ~。
脛骨の骨切り術の微妙な所 | 高位脛骨骨切り術のデメリットその2
脛骨の骨切り術の微妙な所…すなわち高位脛骨骨切り術のデメリット2つ目は…
術後の痛みです(^^;
これは半端なく痛いです(^^;私が入院した時に仲良くなった脛骨の骨切り術した人4人いましたが…全員『イタイ!!』って言ってます(^^;
ただずっとではなく痛いのは術後2日なんです。
もちろん個人差はあると思いますが、ほぼ一致してるのは術後2日は痛みとの戦いになると思います。
どんな痛みかって話しですが、これが色々有るんです。手術した骨の痛みはもちろん、縫った皮膚の痛み…。点滴の腕の痛み…。血抜きをするために皮膚にホースを入れるドレーンの痛み…。
この写真は膝の血抜きドレーンの写真です。ベッドの横に置いてあり、この管の先が傷口に刺さってます。怖くてそこは撮影できませんでした^^;
あと、術後すぐトイレに行けないので尿道に管を通してオシッコを自動で吸い取るのですが、入れるときは手術中に入れるので痛くないんですが、抜く時がメッチャ痛いんです><
なんせ尿道に透明なゴムチューブが入ってる訳ですからね〜。
因みに尿道管は抜く時一番痛かったです(^^;看護師さん曰く女性より男性の方が尿道が長いので痛いらしいです(^^;
こんな痛みが複合的に術後2日に渡って続きます。2日経ってくると点滴もほぼほぼ終わりだしドレーンも抜けるし尿道管も抜けます。
まぁこんな感じで脛骨の骨切りのあと2日くらいは痛みとの戦いです。
脛骨の骨切りについて|まとめ
いかがでしたか?脛骨の骨切りについて実際やった高位脛骨骨切り術の感想を患者目線でレポートしてました。
メリットデメリットありますけど、トータル的にはやって良かったと思ってます。
これから脛骨の骨切り術をお考えの方のご参考になれば幸いです。手術に用意しておくと良いものはこちらにまとめています。
⇒変形性膝関節症 手術で準備しとくと良いもの
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