今回は変形性膝関節のブログって事で、私が手術前に検討した人工膝関節置換術の事を書いてみます。
このブログを読んでくれてる方はご存知かと思いますが、私…変形性膝関節症で、『高位脛骨骨切り術(こういけいこつこつぎりじゅつ)』をしました。
難しい名前でしょ(^^;真ん中の『脛骨』は『けいこつ』って読みます。
病院では『骨切り術』って言ったり『HTO』って言ったりしていました。
英語で『High Tibial Osteotomy』って言うのですがHTOはその略ですね^^;
脛骨骨切り術については、こちらにまとめていますので、良かったら読んでください。
⇒脛骨の骨切りについて| 実際やった高位脛骨骨切り術の感想
で、私は…この『脛骨骨切り術』をする前に『人工膝関節置換術』ってのも検討してたんです。
結局、診察した結果、医師の勧めでHTOにしたのですが、当然手術前に『人工膝関節置換術』についても医師から説明を受け、自分でもいろいろ調べたので、この記事でレポートしていこうと思った訳です。
変形性膝関節の『あるある』などを交え、ブログとして書いていこうと思った訳です(^^;
目次
変形性膝関節ブログ |私の変形性膝関節は…
まずは変形性膝関節について…ですが、変形性膝関節とは、膝関節の形が変形してる事を言うのですが、私の場合、俗にいうo脚に変形していました。
こんな感じで。。キタナイ足ですみませんが。。。
ご覧のように極度のo脚なんです…。病院で角度を測ると右足のほうがo脚度合が大きいと言われ、見てもわかりますが^^;まずは右足をHTO手術したんです。
ただ、ご覧のように左足もo脚です。
なので両足いっぺんに手術したいとこなのですが、まずは右足から…となり、左は1年後に…となりました。
なぜ、片方づつになったかは、後ほどの章で説明しますね。
で、とにかく私の場合、生まれつき変形性膝関節(o脚)だったんで、ずぅ~っと悩んでました。
…と、言う事で、まずは変形性膝関節の人には『あ~わかる~』って、なりそうな、変形性膝関節あるあるをブログっぽく書いていこうと思います^^;
変形性膝関節ブログ | 変形性膝関節…あるある2つ
それではまず変形性膝関節(o脚)あるあるです^^
変形性膝関節あるある1つ目 | ズボン(パンツ)選びに困る
変形性膝関節あるある一発目は… ズボン(パンツ)選びに困るです^^;
変形性膝関節(o脚)を目立たせたないズボン(パンツ)をとにかく選ばなくてはなりません(^^;
スリム系のGパンやスラックスはNGで、短パンになんて絶対なりたくないので持ってません^^;
でもダボッとしたパンツを選んでも、こんな感じでがね^^;
変形性膝関節(o脚)だって分かりますよね^^;それでも私なりに必死に選んだパンツなんですよ~^^;
とにかくズボン(パンツ)選びにすっごく苦労する!!ってのが、変形性膝関節(o脚)あるある一発目です。
変形性膝関節あるある2つ目 | 俺の歩き方をみるな!
変形性膝関節あるある2発目は『俺の歩き方を見るな!』です^^;
私、とにかく自分の歩き方をマジマジ見られるのが嫌です。
例えば長い廊下を歩く時とかで、反対側に立たれて、私の歩き方をマジマジ見られる時とか。。
あ、あと横断歩道とかで信号待ちしてて自分の立ち姿を見られるのも嫌です。歩行者の立場で赤信号で待ってる時、向こう側から自分の立ち姿を見られる時とか。。
では、なんで、『歩き方』とか『立ち姿』を見られるのが嫌なのか…ですが。
自分のo脚を見られてる気がするんです(^^;
自意識過剰に思われるかもしれませんが…変形性膝関節(o脚)の私は、いつもそんな事でグジュグジュ悩んでました(^^;
たぶんo脚の人は共感してもらえるんじゃないかなぁ。
私だけか^^;
…と、ここまでが変形性膝関節あるあるでした^^;
変形性膝関節 ブログ | 手術を決意した理由
前章で書いた通り、変形性膝関節(o脚)の私は、くだらない(本人は真剣!)悩みを持っていましたが、ただ、いずれも見た目の悩みでして…。
そんな悩みは大人になるにつれ、諦めと共に…もっと大きく深い悩みが出てきて、薄れていくわけです^^;
ただ…ですね。
今度は別の悩みが勃発するわけです。
痛み…です。
45歳過ぎから膝の痛みが伴ってきたんです。
もともと運動したり、長い間立ってたり、硬い床を歩いたあとなんかは痛みはあったんですが、45歳過ぎから何もしてなくても痛くなりだしたんです。
普通に歩いてるだけとか、ただ座ってパソコン作業してるだけでジクジク痛くなったんです。疼痛(とうつう)ってヤツです。
で、人生初めて変形性膝関節のために整形外科で診察したんです(^^;
そしたら…あっさり『手術が必要です』って言われちゃいました(^^;
で、入院期間とか費用面で悩みましたが、やるしかないって事で、仕事の調整をし、意を決して手術を受ける事を決めた訳なんです。
要は見た目の問題じゃなく、痛みが伴ったことが私を手術へと決意させたわけです。
手術の感想はこちらの記事にまとめてますので良かったらどうぞ。
⇒o脚 手術を受けてみた | 感想レポート
変形性膝関節ブログ |両足の人はどんな手術計画が良いの?
前述した通り、痛みが伴いだし手術を決意した私ですが、痛みは両足でした。右足は膝の外側がジクジク、左足は膝全体(中身あたり?)が、ズキーン ズキーンと…と症状は片足づつ違いました。
で、これまた前述しました通り『高位脛骨骨切り術』という手術を行ったのですが、変形性膝関節の手術には他にも『人工膝関節置換術』があります。
他にもあるのかも知れませんが(^^;私が整形の先生から提案されたのはこの2つです。
で、前述したように結局私は脛骨骨切り術の手術をしたので、そちらの事はこちらで見てもらうとして、手術前に人工膝関節も検討した際に整形の先生にいろいろ教えてもらった人工膝関節置換術について書いていきます。
その前になぜ、人工膝関節置換術を検討したか…なのですが。。
私の場合両足とも変形性膝関節症なので、手術は両方必要なんですね。
なので、まずは『両足いっぺんに手術できないものなのか?』…整形の先生に聞いてみたのです。
すると高位脛骨骨切り術は両足ともいっぺんにはできないらしく(技術的にはできるのですが、やらないらしい)のですが、人工膝関節置換術は両足いっぺんに手術できるらしいのです。
正確には、手術後のリハビリなどを考えると、片足づつ手術の方が良いらしいのですが、ここの整形外科では何度も両足いっぺんに手術した事があり、そこそこの入院期間で退院した実績があるとの事でした。
と、言う事で、人工膝関節の事を、もうすこし詳しく聞いてみたんです…。
変形性膝関節ブログ |人工膝関節置換術のこと
人工膝関節置換術は人工の関節を膝に入れて痛みや変形を是正する手術で術後2~3日で歩行できたり、入院期間も脛骨骨切り術に比べ若干短いらしいんですね。
因みに先生に教えてもらった人工膝関節置換術の平均的な入院期間は片足づつやった場合、平均43日(片足43日×2回=86日)に対し、両足いっぺんにやったら55日ですみます。
費用も片足の保険手数が2077790円に対し、両足いっぺんにやると3232230円とお得なけです。
治療なので『お得』って表現が良いかって問題がありますが^^;入院期間や費用面はHTOよりずっと良い訳です。
なので私も最初、人工膝関節置換術を…と思って整形外科の先生に言ったのですが、実は膝に入れる金属って15年から20年くらいで入れ替えが必要らしいのです。
私、46歳なので、もし人工膝関節置換術にしたら20年後66歳の時と下手したらもう20年後86歳(そんなに生きてないと思いますが…)に膝の金属の入れ替えが手術が必要なわけです。
あと、やっぱり両足いっぺんに手術ってのは、それなりにリスク(片足のみ手術)よりはあるとも言われ…。
例えば出血量は片足の場合584mlに対し両足だと853mlとなります。
出血量をリスクと捉えるか、また片足づつでも結局584ml×2回だと1068mlだろって思うかも知れませんが、1回の手術の出血量は少ない方が良いらしいんです。
まとめると人工膝関節置換術は、私のような若い人(46歳は膝の手術受ける年齢としては若いんです)や、超高齢の人には向かないと言われちゃったんです。
変形性膝関節ブログ |私がやった脛骨骨切り術手術計画
こんな事も手術前にしっかり教えてくれたので、結局私は、脛骨骨切り術を2年間で片足づつ手術する事に決めたのです。
脛骨骨切り術は骨を削って金属のプレートで抑えるのですが、このプレートって骨が固まったら取るんですね。
このプレートを取るときも2~3日の入院が必要なので、まずは今年、変形がひどい右足から手術して、来年、反対側の左足の骨切り術の手術をしつつ、去年やったプレートを外す手術も同時に行うというスケジュールです。
また高位脛骨骨切り術は削ったりなんやりしますが結局は自分の骨なので手術後の制約(重いもの持っちゃダメとか)がないのも利点なんです。
変形性膝関節ブログ |まとめ
いかがでしたか。変形性膝関節あるあると人工膝関節置換術を交えてブログ形式でまとめてみました。脛骨骨切り術、人工膝関節、どっちが良いかは一長一短というのがお分かり頂けたかと思います。
私は医者ではありませんので医学的な事はお答えできませんが脛骨骨切り術経験者ではあります(^^;もしご質問などあればコメントくださいネ。
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