突然ですが私、ひざの手術することになりました。ちょっと前から膝が痛く整形外科で見てもらったら変形性膝関節症と診断されました。
骨切り手術&入院で3週間です^^;この手術については別の記事で書きますね。
で、入院&手術って、簡単に言うけど問題はお金な訳です^^;
いったい?いくらくらいかかるんだ!?って話しです。
で、恐る恐る整形外科の事務の人に『ざっくりいくらかかるか』聞いたら『MRI検査の後で正確に分かると思いますが、30万くらいですかね~』だって。。
簡単に言ってくれるけど30万ですよ~。
『払えるかなぁ~』って心配でしたが…。
が…。
さすが日本ですね。ちゃんと私のような貧乏人を守る制度がありました。
『高額療養費制度』…という制度です^^;
要は私のうような庶民のために医療費が高額にった時に私たち庶民は一定額以上は払わなくて良く、国が肩代わりしてくれる制度なんです。
日本も捨てたもんじゃないですよね(^^;これ知って、すごく安心しました。
で、具体的な申請先は加入してる保険によって違うんです。
例えば私のような会社員は、社会保険なので『協会けんぽ』という所に申請しますし、自営されてる人だと国民健康保険なので、最寄りの区役所で申請する事になります。
因みに社会保険でも『協会けんぽ』と『組合健保』に分かれまして、一般的な中小零細企業は『協会けんぽ』で、常時700人以上が働いてる大企業は『組合健保』となります。
協会けんぽの人は、保険証の下から2行目に『全国健康保険協会』と記載されてますよ。
この辺は、ご自身の保険の種類によって申請場所が違いますので注意が必要です。
で、重複しますが私は高額医療請求を『協会けんぽ』に申請したので、そちらのレポートを分かりやすくしていこうと思います。
目次
高額医療 | 協会けんぽでの申請は事前と事後の2つある!?
申請は、入院とか診療とか手術する前に申請する事前申請と、入院とか診療とか手術とかしたあと一旦自腹で支払って後に払い戻す事後申請の、2種類あります。
要は事前に申請しておくか、とりあえず自腹で払って後から払い戻しの申請をするか…の違いです。
今、サラッと書きましたが『事後申請』だと『自腹』なんです^^;
逆に事前に申請ておくと、決められた金額以上請求されないんです。
これって大きいですよね。
病気やケガによって何百万とかになる事だってある訳で…。あとで戻ってくるにしても何百万の支払いはキツイですよね。
ですので、高額医療は事前申請がおすすめです。
一応、事後の申請の方法はこちらにまとめてます。
⇒高額医療費払い戻し | 限度額認定からはみ出た部分を請求する方法
高額医療費 | 事前申請の書き方
それでは高額医療協会けんぽの事前申請書の書き方について解説していきます。けっこう簡単でした^^
こちらが事前申請書となります。正式には『限度額適用認定』の申請書といいます。
申請書はこちらから出力して必要事項を記載し郵送でOKなのです。
⇒限度額適用認定出力用紙
もちろん持参してもOKです。
私はこのブログの事もあり、いろいろ質問したかったので持参しました。
因みに協会けんぽの場所は、こちらに記載されてますよ。
で、私は一番上の札幌市北区北7条西4-3-1 新北海道ビル4階にある協会けんぽ北海道支部に行って、その場で記載し提出しました。
もちろん用紙も現地にあるので、持参しなくて大丈夫ですよ^^;
ただし健康保険証は持参しましょうね。
自筆で用意に記入しましたので印鑑も不要でした^^
…と、こんな感じで『限度額適用認定』の申請は保険証と身一つで手続きできます。
高額医療協会けんぽの申請書の書き方 | 被保険者の欄
行けば受付の方に教えてもらえながら記載できますが、郵送する人のために申請書の書き方解説です^^
一番上は『被保険者情報』ですネ。記号と番号は保険証に書かれていますの左詰めで書きましょう。
番号は、ほとんど2ケタですので左詰めであとは空欄でOKですよ~。
あと、ちょっと注意が必要なのが『被保険者』の氏名の所です。
私は自分の名前を書きましたが、例えば旦那さんの保険に入ってる奥さんは、とりあえず旦那さん(被保険者)の名前を書きます。
高額医療協会けんぽの申請書 | 認定対象者
次の欄が『認定対象者欄』です。
ここは扶養されてる人が申請するときに書く欄です。
要は高額医療を受ける人(病院とかにかかる人)の情報を書きます。
高額医療協会けんぽの申請書 | 送付希望先
ここは郵送先を書きます。
『限度額適用認定』が受理されると、1週間くらいでこちらが郵送されてきます。
この『認定証』が郵送されてくるのですが、入院とかしてて自宅以外に郵送してほしい時なんかにその住所を記載します。
何も書かなければ、『被保険者情報』で記載した住所に送られてきます。
高額医療協会けんぽの申請書 | 申請代行者欄
ここは申請する人が本人以外の時に書きます。例えば旦那さんの入院のために『限度額適用認定』を申請する奥さんなら奥さん自身の名前などを書きます。
高額医療協会けんぽの申請書 | 事後申請書の書き方
次に事後に出す申請書についてです。
事後に出す申請書は正式には『高額療養費支給申請書』と言います。
2ページありまして1枚目がこちら。
★2枚目がこちら。
基本的には先ほどの『限度額適用認定』と同じですが、決定的に違うのは、払い戻してもらうので銀行口座を記入するところです。
それと、『高額療養費支給申請書』をするという事は、すでに手術とか入院とかしてるわけですので、それらの内訳(いつ、どこの病院で、いくら払ったか)などを書かなくてはなりません。2枚目のところですね。
具体的な方法&もうちょと詳しくレポートしてるのがこちらの記事です。
⇒高額医療費払い戻し | 限度額認定からはみ出た部分を請求する方法
高額医療を協会けんぽでする場合の自己負担限度額について
自己負担限度額についてはこちらの表になります。
ざっくり言いますと、70歳未満はどんなに医療費がかかっても、3万くらいですむ人から25万くらい払う人まで、5つのグループに分けられています。
もちろん収入が高い人ほど、より多く払う仕組みです。
因みに70歳から75歳の人はこちらの表です。
◯表の中の標準報酬額について
表の中にある『標準報酬額』とは、各個人の給料を50くらいに部類分けした報酬額の事です。
毎月の厚生年金とか計算するときの根拠になるのが『標準報酬額』なんですが、ざっくり言うなら、自分の毎月の給料の総支給額と考えると良いと思います。
『手取り金額』ではなく、税金とか引かれる前の諸手当とかも合算した『総額』が『標準報酬額』に一番近い金額です。
本気で知りたいなら、会社の経理とかに聞けば、教えてくれると思いますよ。
○総医療費について
総医療費は総医療費です(^^;支払った額ではなく、支払う前の総額って事です。
高額医療を協会けんぽで申請してみた | まとめ
いかがでしたか?高額医療の協会けんぽの申請についてまとめてみました。ご覧のように事前に申請する『限度額適用認定』と、事後に申請する『高額療養費支給申請書』では書類の書く内容も違います。
『限度額適用認定』のほうが楽な訳です^^;
それと前述しました通り、『限度額適用認定』をしておけば、自己負担限度額までしか払わなくてよい訳です。
もしどうしても『高額療養費支給申請書』しかできないなら、しょうがないですが、どちらでも良い場合、『限度額適用認定』のほうが何かと良いと思われます。
因みに『限度額適用認定』の適用期間は申請をしてから1年間有効ですので、例えば数か月後に大きな手術の予定がある…なんて時も、かなり前もって申請しておけます。
実際私も再来月の手術&入院の予定で『限度額適用認定』を申請しました。
あとですね…。
今回、協会んぽの北海道支部(北7西4)に行って感じたのですが、私の幼稚な質問に、的確に答えてもらい対応がすごく良かったですよ。
もし、何か不安な方は直接行って聞いてみるのも良いかもしれませんね。
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