長年、リーマンをやってると…
スーツの衣替えって惰性でやってしまってますが…
社会人なりたての子にとっては、分からない事があるようです^^;
ついこのあいだも、20代の部下たちと、
スーツの衣替えについて話していると…
などなど^^;
意外に知られていないビジネスマンのスーツの衣替えについて
20年以上スーツを着て仕事をしてるおじさんが…
これらの疑問に分かる事は答え、分からない事は調べてレポートします。
目次
スーツの衣替えはいつからするの?
一般的にスーツの衣替えは春が6月1日、秋は10月1日といわれています。
6月1日からは夏服、10月1日から冬服という事ですね。
ただ、地域によって気温が違うので、きっかりこの日から夏服に…
とか冬服…とも、なっていないのが実情のようです。
要は、衣替え日は決まっていないんですね。
そりゃそうですよね^^;
6月は北海道も、日中の温かい時は20℃を超えますが、
朝は3℃とか4℃って日もあるので^^;
裏地のないペラペラな夏服なら、
『寒くて朝、会社に行きたくない!!』ってなっちゃいます^^;
逆に10月は秋と言えど、最高気温25℃を超えることもあるので
汗ばんじゃいます…。
そんなとき、営業に行ったときにかく変な汗と、暑くて出た汗が…
コラボした日にゃ、加齢臭どころの騒ぎじゃなくなります^^;
ですので、衣替え自己判断で、天気予報の気温など気にしながら、
臨機応変に対応していくしかないという事ですネ^^;
でも、ではなぜ、衣替えって6月1日、10月1日なんでしょうね…。
…と、言う事で、ちょっと調べてみました。
衣替えって、いつからあるの?
衣替えって6月1日、10月1日を知るには、衣替えの歴史を知る必要があるので
まずはその事について解説します。
衣替えの歴史を調べると日本の衣替えは平安時代からありました。
当時は4月1日に夏服、10月1日の年二回だった衣替えが、
それが江戸時代には、4月1日~5月4日、5月5日から8月末
9月1日から9月8日、9月9日から翌年3月末の年4回も
衣替えしていたそうです。
しかも武士だけじゃなく庶民も年4回衣替えしてたって言うから、
江戸時代の人って、オシャレですよね~。
そして明治維新以降、役人・警察・軍人に制服の制服が
夏服は6月1日から、冬服は10月1日からとなって、
現在の衣替えの原型ができたようです。
つまり、いまの衣替えって6月1日、10月1日衣替えの歴史は
明治維新後の制服の衣替えが原型なんですね。
因みに現在の自衛隊は、夏服は6月1日、冬服は10月1日を
明治維新以降の衣替えサイクルを踏襲していますが…
警察は、ちょっとアレンジしたサイクルにしています。
★警察の衣替えサイクル
冬服…12月1日から3月31日
合服…4月1日から5月31日、10月1日から11月30日
夏服・・・6月1日から9月30日
と、夏服、冬服の合間に合服を着る時期を設けています。
後述しますが、私のスーツの衣替えサイクルと一緒です^^;
他の国の衣替え事情
調べてみると衣替えをする国って、日本だけなんです~。
例えばイギリスやフランスは、夏でも1日に4季を感じるほど
気候が変化するので、昼はタンクトップでOKだけど、
朝はコートが必要なほどなので、衣替えなんてしないんです。
アメリカも家にある大きなクローゼットに春夏秋冬すべての衣類が
入ってるので、寒ければ着るし、暑ければ着ない合理的な
チョイスをするので、やっぱり衣替えってないんですよ~。
日本に衣替えをもたらした中国も、衣替えの風習は消えてないようなんです^^;
衣替えは日本だけの独自の文化なんですね。
ちょっと視点を変えて、スーツの衣替えについて書いていきます。
秋冬スーツの着用頻度が多い!?
スーツの衣替えが6月と10月という事は、
春夏スーツは6月~9月着て、秋冬スーツは10月~5月という事になりますよね。
きっちり衣替えすると秋冬スーツのほうが長く着ることになります^^;
大事にせねば^^;…というだけの話しです。
もし年間のスーツを買う予算が有るとしたら、
秋冬にちょっとだけウエイトを置くと良さそうですね^^
備えあれば憂いなし衣替え時期のおススメスーツ
ここからは、スーツの衣替えあるあるで、ちょっとしたコツを
お伝えします。
衣替え時期って、意外に寒いんですよね^^;
特に春の衣替えって、6月だからって意気揚々と、
裏地のない夏服にしても、夜、会社から帰る時、ブルッと
寒かったりします^^;
そんな時お勧めなのが合服。
オールシーズンスーツです。
現在日本で販売されているスーツは、春夏スーツ、秋冬スーツ、
それとオールシーズンスーツがあります。
厳密に定義されているわけではありませんが、
一般的に裏地が無いのが春夏スーツ、裏地があるものを
秋冬スーツといっていて…
そんななか裏地がなく、温かい素材で作られているスーツを
オールシーズンスーツと呼んでいます。
このオールシーズンスーツが6月初旬とかの北海道の衣替え時期には、
ちょうど良いスーツなんすよ~。
要は寒すぎず…暑すぎないスーツ。
私の場合、40歳過ぎてからオールシーズンスーツ1~2着買って、
気温の微妙な日に着るようにしてるのですが、
スーツ全体の持ちも良くなってる気がします~。
1着、1着の着る頻度が少なくなるので、
当たり前っちゃ当たり前ですが^^;
必要性に欠けるので、買いずらいかもしれませんが、
スーツ全体の持ちが良くなれば長い目でみると経済的かもしれませんね^^
ただし、あくまで衣替え中のスーツとしてご着用くださいね。
衣替え時には使い勝手が良いですが、夏本番ななると暑いし、
真冬には寒いスーツなので^^;
あくまで6月、10月の衣替え中の臨時スーツとしてがおススメです。
時期が来て着終わったスーツの保管の仕方
衣替えの時期が来て、それまで着ていたスーツの保管の仕方ですが
もちろんクリーニングに出しましょう。
上下で1着1000円くらいでクリーニングできます。
ここはケチらずに必要経費として、全てクリーニングしましょう。
それと通常はドライクリーニングでOKですが、
衣替えでクリーニングするスーツは汗ぬきウェット加工が
おススメです。
(お店によって言い方は違います。)
要は特殊な技術により水洗いする加工の事です。
私のように、緊張しぃの営業職の方には、特におすすめします。
ドライクリーニングだけだと、匂いが残ってる事があります。
しかもこの匂い、しばらくしてから出てくるんですよね^^;
クリーニングから持ち帰った時はしなかったのに、
ビニールを外してクローゼットに入れて、
しばらくすると匂ってくるんです^^;
なので、多少余計にお金がかかっても、汗ぬきウェット加工して
おいたほうが良いと思います。
クリーニングし終わって家に持ち帰ったスーツは、
必ずクリーニング袋(ビニール)は外してクローゼットに
収納しましょうね。
ビニール内は密閉されているので、空気の循環が悪く
熱や湿気がこもりやすくなるのでカビの原因になったり、
衣類の変色を促してしまうのです。
持ち帰ったスーツやYシャツはビニールかは取りましょう。
まとめ
スーツの衣替えは特に決まった日はありません^^;
自分のタイミングでチェンジして大丈夫です!
会社で決まってら別ですけどね^^;
衣替えしたスーツはクリーニングに出して、
しっかり次のシーズンに備えましょう^^
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